Internet Security 2012 というウイルス(マルウェア)

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Internet Security 2012 というウイルス(マルウェア)

2012年1月25日

あるところで、ちょうど下図のような画面の Internet Security 2012 というマルウェアに感染したPCの相談がありました。

特徴

名前は一定でなく、「Internet Security 2012」、「Privacy Protection」、「Malware Protection」、「Internet Security 2011」、「Internet Security 2010」など、さまざまな名前で現れるそうです。

やることはほぼ嫌がらせレベルで、

・PCの中のファイルをスキャンしているような画面を表示。

(上図のような)

・警告風のバルーンを表示。

Security Warning
Malicious program has been detected. Click here to protect your computer.

・あらゆる実行ファイル(メモ帳、インターネットエクスプローラ、Firefox、タスクマネージャー等々あらゆる*.exe)の実行を阻止。

notepad.exe can not start
File notepad.exe is infected by W32/Blaster.worm. Please activate Internet Security 2012 to protect your computer.

そして、上のような怖がらせるような動きをしながら、対策ソフトを購入するように仕向けてくるので、無視しましょう。

あと、間違っても管理者権限を求めてきたり、何かのインストールの許可を求めてきたら、OKしてはいけません。すべてのファイルを隠しファイルにされて、かなり困った状態にされた方もいるそうです。

対応方法

再起動しても、また同じ状況になり、何をしようとしても、あらゆるソフトの起動を阻止しに来るので、まずこの偽者のウイルス対策ソフト風の動きをしているソフト本体を起動しなくします。

Internet Security 2012 という名前だったら、おそらく、C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\isecurity.exe という問題のプログラムがあると思うので、これをデスクトップなりゴミ箱に移動して 再起動すると とりあえず復旧する。

その後で、ウイルス対策ソフトにきっちりスキャンしてもらって、その他の問題となるファイルを除去してもらうとよいです。


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